Jun 15, 2004
オンライン古本屋の作り方--発送・梱包について
オンライン古本屋を開業するに当たって見落としがちだけど重要なのが発送と梱包。これらの情報は特別ネット上に流れているわけでもなくて、なんとなくこうかな?という感じで決めていると思います。別に決まりがあるわけじゃないですけどどうせなら少しでも安く済ませてその分買取を強化したりしたいですね。ここでは一般的な発送方法と梱包の方法について解説します。こんな方法もあるよ、というご意見はメールにて受け付けております。 発送について オンライン古本屋には店舗がありませんので商品を発送しなければなりません。「物を送る」というと郵便と宅急便が思いつきますね。ですが、これを普通に使っていたのでは金額がかなり高いです。「本を送る」という限定された用途では下記のようなサービスがあります。- 郵便局の冊子小包
- 運送会社各社のメール便
普通に生活しているとあまり馴染みのないサービスかもしれません。冊子とはいわゆる書籍のことで、郵便局に持っていく際に中身が冊子のみであると確認できるようにしてあれば(小窓や穴のついた封筒を利用するか封をせずに持ちこむ)窓口で冊子小包扱いにしてくれて、通常の郵便料金よりもかなり割安で発送できます。全国一律料金なのも魅力です。ただし、気をつけたいのは重さは 3kg までということと、ポストに入れるだけで手渡しはしない(この辺は各配達員さんによって違うかもしれません)ということです。重さが規定を超えた場合はゆうパックでの発送になります。ゆうパックは重さと場所で金額が決まります。またここが重要なのですが、冊子小包は紛失の可能性があり、その際の保証はないということです。当店ではまだ被害にあっていないのですが、他のオンライン古本屋さんはちょこちょこなくなっているようです。その場合捜索願は出せますが、見つかることはほとんどないようです。高額の書籍などは書留扱いにするかゆうパック(こちらは最大 6000 円まで保証があります)で発送したほうがよさそうです。 その他郵便局のサービスについて詳しくはゆうびんホームページをご覧ください。
メール便とは?
こちらは通販会社などのカタログなどで利用されていることが多いので目にする機会もあるかと思います。厚さ 2cm までなど利用規定はありますが、かなり割安で発送することが出来ます。ただし、チャイムを鳴らして手渡す宅急便扱いではなく、ポストに入れる(もしくは玄関のドアノブにぶら下げる)だけですので確実に手元に届くかどうかはわかりません。これは冊子小包と同じですね。そしてこれが重要なのですが、メール便を利用するには個別に契約が必要になります。取次店や営業所に直接持ち込んでもその場では受け付けてもらえません。私もメール便は利用していませんので、契約についての詳細は各運送会社に問い合わせてみてください。
メール便については All About Japan のこちらのガイドに説明があります。
その他の発送方法は以下の通りです。
普通郵便、定型外郵便
郵便局で日常的に利用しているサービスです。書籍だけの場合は冊子小包が便利ですが、それ以外の物も一緒に送ったりする際にはおそらく定形外になると思います。これも重さのみで料金が決まり全国一律料金です。ただし写真集 1 冊程度で 1000 円くらいかかるときもありますので多様は禁物です。どうせそれくらいの金額がかかるなら保証もあってほぼ確実に手元に届くゆうパックの利用をお薦めします。
ゆうパック
おそらく一番確実にお客様の手元に届く方法です。6000 円までの保証もついているので万一紛失がおきても大丈夫。小包探索(現在どの位置に荷物があるのかがわかるインターネット上のシステム)もできます。冊子小包にくらべるとちょっと料金は高めですが、確実性を取るならこちらですね。高額書籍などはこちらを利用、さらに書留扱いにするのもいいでしょう。
各運送会社の宅配便
ゆうパックとメリット・デメリットはさほど変わらないと思います。荷物探索なども出来ます。コンビニなどでも発送が出来るので時間を気にせず出しにいけるところはいいかもしれません。ただし受付のお兄ちゃんとかがよくわかっていないと着店コードを間違って記入されて全然違うところに一度送られてお客様の手元に届くまでにかなりの時間がかかることもあります(実際にありました)。できれば営業所に直接持ち込むか集荷にきてもらうほうが確実です。毎日かなりの数が発送される場合は個別にドライバーと契約を結んで全国一律価格で発送、なんてこともできるようです。オンライン古本屋さんで成功した方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。お話をお聞きしてこちらに掲載したいと思います。
梱包について
これはオンライン古本屋にかぎらずオンラインショップを始めると誰もがぶつかる壁だと思います。まずどんな梱包をすればいいのかわからない。梱包材はどこで売っているのか。もしかして自分が現在行っている梱包方法は過剰包装ではないか(=もっとコストを下げられないか)などなど。ここでは古本屋に絞ってですが梱包の方法と梱包材を紹介したいと思います。
梱包方法いろいろ
梱包をするといっても考え方は様々です。本が届けばいいじゃないかという考え(こんな人はショップをやらないと思いますが)やできるだけ現在の状態を損なわないように梱包したいとか、その中間くらいがいいとか。現実問題としてしっかり梱包をすればそれだけ梱包材は高くなります。そして梱包材代として料金をもらっているショップはほとんどないのではないかと思います。そこでできるだけ安く、でもきちんとした状態で届くような梱包材を選びましょう。扱う書籍の種類によっても変わってくるとは思いますが当店の例とその他のお店の例をあげて紹介したいと思います。
まずは梱包の方法からですが、1 冊程度なら封筒に入れて発送、というのもありでしょう。実際当店でも 1~4 冊くらいの注文なら封筒で発送しています。ただし封筒に入れる前に様々な工夫を凝らします。まず本をまとめたらビニール袋に包みます。そしてセロハンテープで密封します。これは防水対策です。これで多少雨に濡れても中の本は無事届きます。その上を緩衝材(プチプチ)で包みます。これで多少の衝撃にも耐えられます。そして封筒に入れています。量が多いときはダンボールに入れてゆうパックで発送します。ゆうパックは配達済みハガキを受け取ることもできます。お客様の手元にちゃんと届いているかという確認もできるわけです。
当店ではこんな感じで梱包、発送を行っています。もちろんもっといい方法もあると思います。梱包材ももっと安価に丈夫なものもあるのかもしれません。見つかればどんどん試してみたいと思います。またオンライン古本屋店主の皆様、こんないい梱包材があるよ、とかこういう発想法はいかが?なんてのもお待ちしております。
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