2005 年 05 月 26 日

セールなんかについて

たまには古本屋話なんかも…

うさぎ書林さんの日記でセールについての見解がかかれていたので、まずは引用から。

以前は売れにくい本を400円均一コーナーを設けてそちらに移動したり、あるいは、定期的にセールを催したり値段を下げるなどしていたのだが、売れないから安くするということにずっと違和感を持っていた。期間限定のセールは盛り上がるし、イベントとして楽しいということもあると思うので、またいつか催すつもりだが。在庫も増え続けているし。

私はセールをするのが大好きなのですが、一般に古本屋でセールというのはブックオフなどのいわゆる「新古書店」を除いてはあまり積極的ではないようです。特に昔ながらの「古書店」ではセールはやらない所のほうが多いのでは。これは店主が値付けに絶対的な自信を持っていて「この値段でなければ売らん!」みたいな考え方があるのかもしれません。これは「古書」には通用する考え方だと思います。現存する絶対数が少なければ当然買い手より売り手のほうが上になりますから、値段は売り手側に決定権があるんですね。

じゃあうちみたいな店が同じことをやろうとすると多分すぐつぶれちゃいますね。10年20年売れなくても価値が変わらない(むしろ上がる)本であればいいんですが、うちの商品はほとんどが10年どころか5年、3年、中には1年経ったら価値がなくなるものばかりです。そういった本に対していつまでも同じ値段をつけていたらただの資源ゴミになっちゃうんです。うちではそうなる前にどなたかの元で役に立って欲しいと思ってまして、セールをしたり値段を下げたり、ということを結構積極的にやってます。

まあうちの場合は何よりスペースの問題と生活費の捻出という現実がありますから(笑)必死ですね。多くのオンライン古本屋さんは副業だったり他にも仕事を持ってやっておられるようですが私これだけですからね。雑誌の執筆も終わっちゃいましたので、収入源は古本屋1本だけです。

セールや値下げをどう考えるか、というのは個人の見解や商材にもよりますから一概にどちらが正しい、ということはないでしょうね。ただし商売ですから最終的にはお客さんに選ばれるお店にならなければならない、ということだけは正しいと思います。電脳書房ももう5年目。たくさんの方にご利用いただき、声援をいただいて続けてこれました。これからも選ばれるお店でありつづけたいですね。

もう一度書きますが私はセール大好きです。何より自分が盛り上がるんですよ。短期間であれだけ売れるというのはなかなかないんで(24時間で100冊くらい売れるんです)面白いですよ。その分梱包が死ぬほど大変ですが…

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