Apr 01, 2009

8周年

本日4月1日で電脳書房はオープンから8周年、9年目を迎えることができました。ありがとうございます。

会社員(当時は派遣社員でした)の副業から始めて1年半ほどで専業化。その後浮き沈みを繰り返しながらも8年間、電脳書房に食わせてもらってます。

古本屋になることは人には勧められない、と古本屋店主さんたちはみなおっしゃいます。私も積極的には勧めませんが、どうしてもなりたいという人がいたとすれば応援くらいはするかもしれません。

電脳書房を始めるときにはオンライン古本屋でも生活できる、というモデルを作りたいなぁ、と思っていたのでした。2001年当時のオンライン古本屋は自サイトを持ってコツコツとデータ入力をこなし、メールで注文を受けて郵便局から冊子小包で発送、支払い方法は郵便振替の後払い、というのが一般的でした(多分)。

電脳書房も同じような形で始めましたが、もうちょっと時代に即した形にしたいな、と思い、当時としてはまだ多くはなかった買い物カゴを導入して利用しやすいようにし、その後支払い方法もクレジットカードや代金引換、コンビニ支払いも導入、お客様の利便性を高め、ネットショッピング時代に対応、発送も佐川急便を利用することで時間指定をできるようにし(郵便局の冊子小包は時間指定不可)受け取りやすくなるように、でも送料はできるだけ抑えて(運賃交渉頑張りました)。

自画自賛になってきたので話題を変えて。

代金の後払いについては残念ながら取りやめました。お客様を信じての後払い。注文数が少ないときは問題なかったし、遅れている方にもすぐに連絡していたのですが、注文数が増えると確認が大変に。さらに残念な事件(7,000円くらいの注文を後払いで発送したらその後音信不通、数ヶ月後某警察署から取り込み詐欺で逮捕されたとの連絡が…)もあって後払いはやめました。

現在、古本屋をやりたいという人が最初に考えるのはAmazonマーケットプレイスへの出品だと思います。現実的に考えてそれは正しいやり方です。自分でデータ入力をするのも最小限に抑えられるし、手数料は高いけどAmazonがお客さんを呼んできてくれる。この部分はすごく大きいです。今、自サイトを作ってお店をオープンしても見つけてもらえる可能性は多分かなり低いはず。検索エンジン対策もやり尽くされた感があって、上位に食い込むのは厳しいはず。そういった点からAmazonへの出品は非常に効果的です。実際に私がオープン当時に考えていた古本屋成功モデルの数字的な部分はAmazonへの出品者さんが達成しているんだと思います。

うちは…まあ8年間干上がらずにいることを考えれば成功の部類なのかもしれませんが、もうちょっと大きくできると思っていました。甘かったです。いや、もしかしたらできるのかもしれない。もっと実務部分を詰めてこなせば、あるいはできたかもしれません。

でも私自身、途中からちょっと考えが変わってきました。子供が生まれてからの心境の変化が大きかったかもしれません。会社員のような生活をしていればこんなに子供と関われなかったわけで、これはこの規模の経営をしていたからこしかもしれません。お父さんが会社に行く時間には子供は寝ていて、帰ってくる時間にも子供が寝ている、みたいな生活は私はちょっと遠慮したいなと。

保育園に入れてるので昼間は一緒にいれませんが、朝晩の食事やお風呂は一緒という今の生活はときどき大変ですが楽しいです。夕方子供と散歩にいったりもできるし、最近はじめたランニングの時間もとれる。

あと個人的には満員電車とタバコの煙を吸わなくていいのは快適です。会社員時代、この2つは苦痛でした。満員電車は結婚して会社の近くに引っ越した後は自転車通勤になったので解消されましたが、タバコはデスクの左右後ろ斜め後ろとほとんどが喫煙者だったので、キツかったですね。

プラスマイナスいろいろありますが、一番大きいのは「仕事に関することすべて自分で決められる」ことですね。その代わり責任もすべて自分ですが、お伺いをたてたり周囲の反対で進められないなどがないのはいいです。仕事に関することはほぼノー・ストレスでいられるのはこのおかげです。たまにかかってくる営業電話にはイラッとしますが(笑)

あー、何が書きたかったのかわからなくなってきた。8年間の感謝の気持ちと9年目もよろしくお願いしますってことだったと思います。

相変わらず仕入れが少なくなってるのが気になりますが、これからも良書をお届けできるように頑張ります。9年目の電脳書房をよろしくお願いいたします。

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