Dec 19, 2005

古本屋

当店は古本屋である。古本屋とは古本を仕入れて売る、という商売である。

商売には「○○商戦」という言葉がある。いまだとクリスマス商戦とか年末商戦など。季節ごとに様々な商戦があって、小売業はそれらをうまく使って消費者にアピールする。

では古本屋は?というとあまり季節にもイベントにも左右されない商売である。「左右されない」などというと聞こえがいいかもしれないが、なんのことはない。「年中不景気」みたいな商売である。ボーナス後にはそれなりに売上が伸びることもあるが、当店の場合は稀。ドカーンと大売れして「さあ、どうしよう」となったのは4年半ほどやってきてわずかに1回だけである。

そんな古本屋が唯一季節に左右されるもの、それは買取である。年に数回大きな山がやってくるのだが、正に今12月は大掃除後の処分本の買取に追われる時期である。他には3月頃にくる入学や入社などによる引越し時の山や夏ごろにやってくる山などもある。当店の場合はだいたい年に3回くらい山がくる。

例年のデータから今年の年末に向けて未登録本をガッツリ片付けてスペースを作り、いざ!参られん!などと思っていたらふたを開けてビックリ。実に静かなものである。まあ大掃除は年末にするものだから買取の依頼は年明けに増えるかも、なんて思っているのだが、そんな悠長なことを言ってたら他所様に持っていかれるかも。

今年もあと残り10日ほど。営業日で数えると6日ほどである。明日辺りには忘れないうちに今年のまとめを書いておかないといけないなぁ、と思うのだけど「明日辺り」と言っている辺り、忘れてしまいそうな気もしないでもないかも…

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